福井市南東部一乗地区、旧美山町と旧福井市の市境を表現するかのように走る林道がある。それが「林道美山線」だ。
林道美山線は福井市田尻町から白椿山、一乗山、殿上山の山頂付近を通り、赤谷町に至る19.1kmの道だ。田尻〜一乗谷山付近までの北側は舗装されているが南側は砂利のダート路である。草木が生い茂る夏にダート区間の走行は勇気がいる。実際にこの取材のついでに、ダート区間を走った。今年の春ごろに全線走破しているため、道自体が通行できることは知っている。だが夜中の22時、車のライトしか明かりがない状態で草木が生い茂り、見通しが悪いダート区間の走行はなかなかスリルだった。猪がでたり、轍を隠す勢いで草木が生い茂る区間があったため、進行を断念し、途中で引き返した。昼間なら赤谷まで行けたのになぁ。
福井市街を一望できる展望台は北側の舗装区間にある。158号線旧道の入り口から車で15分ほどで下側の展望台に着く。
林道美山線:日中
訪問日:2014/8/20
三万谷展望台(上)
展望全体
右下に見える集落は三万谷の集落で、さらに右には158号線のバイパスが見える。
足羽山方面
都心方面
坂井方面
中心部
県立病院
大和田地区
撮影中に三国沖に落ちる雷が写りこんだ
おまけ、未舗装区間。勇気がない人は夏場の夜中は走るべきではない。